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マーキュリー : 「 や、やります…って、アンタねぇっ!   お店はどーすんのよぉっ、   お店はぁぁぁーーーっ!?   考えてもみなさいよぉっ!   キャサリンとユルちゃんが   『不在』 でっっっ…、   オリーブまでっ…   “学校の先生” やった日にゃ~ねぇ、   うちのお店………   ただの 『養豚場』 にっ   なっちゃうじゃないのよぉーーっ!!   アタシとブタ(ウガンダ)のっ…   二人だけなのよ、アンタぁっ!!   イヤよっ、アタシっ……   ブタの世話すんのぉーーーっ!!   アタシにっ “飼育員” ……   させる気ぃぃぃーーーっ!?   イヤよ、イヤよぉーーーっ!! 」 オリーブ : 「 ちょっと、ママぁっ……   なに子供みたいな事言ってるのっっ、   ………大丈夫だってば!!   チェリーや、ピーチもっ…   いるじゃないっ!!   ………それに私…、   こんな… 『おじさま達』 の…   “土下座” ………   生まれて初めて見たわ………。   それほど………   困ってる…って事でしょ?   ………学校の校長先生と、教頭先生が   プライドを捨てて………   ここまで(土下座)する??   ………アタシだったら、   出来ないかも………………。   ………困っている人が   目の前にいるのに………   出来ないから帰れ………とは…   ………やっぱり… 私には………   言えない………………。   ……………、   キャサリンさんとユルチェンコさんが   『私の為』 に… 必死になって…   頑張ってくれた事……………   思い出したんだぁ……………。   私も……… キャサリンさんや、   ユルチェンコさんみたく………   『誰かの為』 に………   必死に頑張れる人になりたい…って、   そう… 思ったの………。   キャサリンさんと……   ユルチェンコさんの………   すばらしい………   『 カマ魂(ソウル)』 を……   継承しなきゃっ……て。   ………だから………………。 」 キャサリン&ユルチェンコ : 「 ………………、   オリーブ…………………… 」                
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