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 鶴岡 :「 う~~~~んっっ…、      気になりますねぇ、      その “マカ” のヤツっ。      それも後でっ…      調べておかなきゃっ! 」  キャサリン :  「 ………ふぅ、    “アイツ” のせいで……    掻き乱されたわねぇ………。    ………ってかさ、ユルっっ、    アンタさっきからず~っと    なに持ってんの??    超~~きったないじゃんっっ、    それぇ~~~~っ!? 」  ユルチェンコ :  「 あっ、これっっ……    ………さっき溺れた時、    慌てて掴んだヤツよっ。    何だろ? あ”ぁんっっ、    も、藻が…じゃましてっ………    ………ん”ん”、これも…    “発泡スチロール” っ…    みたいね………。    色はぁ……    “くすんだピンク” …って    感じだわねっ……… 」  鶴岡 :「 ん”っ…?      “くすんだピンク” ……?      ………さっき僕らが      “消波ブロック内部” から      見つけた発泡スチロールも…      ………ほらっ!      見て下さいっっ………、          『くすんだピンク色』 っ…      ですよっ!?      もしかすると………      ………この “2つ” のっ      “発泡スチロール片” ……、      元々 “1つ” だった物が      何かの拍子に……      バラバラになって      しまった…という可能性が      あるんじゃっ…!? 」  キャサリン :  「 ユルが慌てて掴まった…その…    “発泡スチロール片” は…    位置的に………    『例の消波ブロック』 …の    “真上” だったからね……、    可能性はあるかもだけど……    ん”ん”~~~っ……、    断言は出来ないわよねぇ……    ………はっきりとした    “証拠” がないものっ……… 」                                               
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