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 ユルチェンコ :  「 あっ!! ちょっと待って!!    ………鶴ちゃん達が見つけた    “発泡スチロール片” ………、    それは………    『保冷BOX』 の下部……    いわゆる、BOXの方で………    アタシが咄嗟に掴まった…    この “発泡スチロール片” …    これは上部………    いわゆる、フタの方よっ…。 」  まりん :「 えぇ~~??       なんで分かっちゃうん       ですかぁっ…?? 」  ユルチェンコ :  「 アタシのは………    割れた “ビート板” ……    みたいでしょっ??    よーするにフラット…って事。    ………それに対して、    鶴ちゃん達のは………    カクカクしてて……、    丸い “穴” が空いてるわよね?    その穴は……    ヒモを通す穴なのよっっ……。    この手のタイプは… 全部穴が…    “BOX側” に、付いてんのよっ。    だから分かったのっっ…。    あぁ、それに……………… 」  ウェットスーツ3人組 :  「 …っ!! そ、それにっ!? 」  ユルチェンコ :  「 アタシのと… 鶴ちゃん達のが、    “1つのモノ” だった…という    『証拠』 も………    見つけたわよ………。 」  ウェットスーツ3人組 :  「 な、な、なっっっ…    なぬぅーーーーーーっ!? 」                  
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