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実は泰嗣さんの中国出張中しっかり予定を入れていて、お義姉さんとのデート明日からは実家、お義兄さんとのデートまで入れたら寂しいなんて思う日はあんまりないだろう
「杏佳さん 今日は遅くまで大丈夫でしょ?」
「ハイ もちろん!うるさい人は中国にいますから ははは」
「そうね~ 泰嗣さんもいないし2軒目に行きましょう~」
「ハイ でもお義兄さんは? 大丈夫なんですか?」
「ふふっ 大丈夫 今日は遅くなるって。それに晴嗣さんは放任主義だから何も言わないわよ」
お義姉さんは余裕の笑みを浮かべて言った。多分・・・きっと・・・お義兄さんが言う事を聞かされてるような気がする
「泰嗣さんが知ったらきっと怒られるわね。私が2軒目まで誘ったなんて言ったら ふふ」
♪~♪~ (泰嗣さん)
「あっ お義姉さん噂をすればですよっ ちょっと外に出てきます」
携帯を持って外に出た。出かける時に言ってた通りビデオ通話でかかってきた
「わーい 泰嗣さん」
携帯の中の泰嗣さんに手を振ってみた。画面の中で見る泰嗣さんなんて初めてで新鮮~携帯の画面に入っても格好いい~中国と日本なのに離れてるような気がしない
「杏佳 外? そこどこ?」
「ここは・・・」 お店の看板を画面に写した
「兄貴と一緒?」
「ううん お義姉さんと2人でデート」
「姉貴にそんな高い店連れてってもらってんの?」
「・・・そうなの?」
「まぁ たくさん食べさせてもらえばいいよ」
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