17911人が本棚に入れています
本棚に追加
ジーーーーーーっ
やっぱり何処からか視線を感じる
後ろや周りを見渡しても視線の先が分からない
「杏佳っ どうしたの?」
「うん? 何でもないよ」
気にしすぎかもしれないので泰嗣さんには何も言わないでおこう
お友達にお酒を勧められても チビチビ飲んで上手に交わして酔いつぶれないようにしてる さすが~うまいな~
「杏佳ーーーっ 和美ちゃん達が来たよっ」
たまちゃんの声に泰嗣さんも振り向いて
「行ってくる?」
「 ちょっと行って来てもいい?」
「うん」
高校の時の同級生の集まりの中に走って行った
「杏佳~おめでとう~」 ハグっ 「何なの?このセレブっちいな感じ~」ハグっ
「そうでしょ~セレブっちいの仲間入り~」 ハグっ
嬉しそうに答えるたまちゃん
「えっ?!」
和美ちゃんの背後には 栄介君と 克っちゃん
「どうかと思ったけどパーティーならいいかって一緒に来ちゃった」
「杏佳おめでとう~」 ハグハグっ 「杏佳ちゃんおめでとう~」ハグハグっ
「久しぶり~ありがとう」 ハグハグっ
小学校 中学校の同級生で たまちゃんとも大の仲良し
からの高校友達も皆んな仲良しだから もはや同窓会化してる
最初のコメントを投稿しよう!