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6、7人の輪のはずが・・・2重3重にだんだんと大きな輪になっておうぎ形になってる
泰嗣さんの所に戻ろうにもなかなかに脱出不可能?
「杏佳の旦那さんは どこにいるの?」
「アソコ~」
遠くの泰嗣さんに指差した
「えっ~~~モデルみたいじゃん」
「ふふふっ~そうでしょ~」
「大人しい杏佳が どうやってあんな人見つけたの?」
「克っちゃん それは ひ・み・つ」
ははははっ~ っはっはは~
「でも 杏佳ちょっと見ない間に綺麗になったなー大人っぽいし」
私はおうぎ形の中心で両手を腰に置いて踏ん反って見せた
「そーだろーよ そーだろーよ もっと褒めていいよ」
「たまちゃん 杏佳黙らせる?」
「そうだねっ 黙らせた方がいいね」
はははは~ ははは~
ここだけはいつもの居酒屋さんのノリで
見慣れた顔ばかりでホッとする
結婚パーティーという事は ほぼ忘れ去られてて
何ならこの後2次回行く?くらいのノリで盛り上がった
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