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んんっ・・・。
「泰嗣さん・・・。」
・・・ハァ。 んん・・・ン。
息をきるような強引なKiss
「マジでムカつく」
泰嗣さんは本気で怒ってる・・・
「ごめんなさい・・・でもっ」
ウッ・・・。 舌を一気に絡み取られ何も言う隙は与えてもらえない
黙らせるように塞がれたはずの唇が 私には甘く感じる
強引なのに・・・私 嬉しいなんて 変かな
唇から離れて泰嗣さんは私の肩にうな垂れた
「杏佳っ もう・・・敦之にすら嫉妬する」
「ぶふふっ 敦之さんなのに？」
「笑うなっ マジでムカついてんだ」
「うっ ごめんなさい」
でも・・・泰嗣さんが可愛い
年上だし イケメンだし セレブだし こんなに素敵なのに そんな泰嗣さんが嫉妬？
私の自尊心をくすぐってしまう
泰嗣さんが時計をチラリと見た
「もうすぐお開きだよな」
「もう あっちに行くなよ」
「・・・BOOー」
「？！杏佳っ」
両頬をグイっと掴まれて
「・・・わはっは」と頷いた
チュッ～ チュッ～ チュッ～ ううっーーーん
仲直りのKiss？
「戻ろうか」
「うん」
「もう一回」チュッ～～～～～～～
泰嗣さんの機嫌が直ったのでlovelove手を繋いでパーティー会場に戻った
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