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風邪
新年早々色々ありましたが、
私達は平常運転。
仲良く過ごしています。
まだまだ寒い2月、
啓介から昼間にラインが届きました。
『 りかちゃんお疲れ
風邪ひいたっぽい
寒気半端ないわ💦やばいなぁ 』
「 お疲れ様
熱あるんじゃない?
早く帰って休んだ方がいいよ 」
『 大丈夫。早退できたら帰って休む 』
どうやら風邪をひいてしまったご様子。
気になりながらも来客やらでバタバタ。
ようやく落ち着いた時に連絡を入れました。
「 大丈夫? もう家?
温かくして安静にしてね 」
返事はすぐにきました。
『 帰って寝てる。
熱がさぁ、熱がさぁ、
40度近くあるよーもうダメだぁ。。。 』
申し訳ないけれど少し笑ってしまいました。
だってまるで子供みたいです笑
でも40度は辛いなぁと思いながら、
仕事帰りに寄る事を伝えました。
するとしんどいはずなのに返事は早い笑
『 りかちゃん来て欲しいけど
絶対来ちゃだめだよ。
移したら大変だからね 』
どっちなの笑?
来て欲しいの?
ダメなの?
かなり弱ってるわ。
そう思い薬とポカリなどを買い、
啓介の家に寄りました。
見るからに熱があるなという顔でした。
『 来ちゃダメと言ったのに・・・ 』
「 大丈夫だよ、りか強いよ、移んないよ 」
『 りかちゃんもうダメだぁ 』
「 大袈裟だわ笑
でもインフルかも知れないし、
明日熱が下がらなかったら病院いこ 」
『 ・・・インフルとかムリダ・・・ 』
いつもはしっかり者で弱気な姿を
見せない人です。
ここまで風邪で弱気になるとは・・笑
啓介のおでこに熱冷シートをペタリと
貼り少しひんやりしたのか眠れた様です。
その間お粥を作っておきました。
啓介の様子を見に行くと赤い顔をして
まだ眠っています。
啓介が目を覚ますまで仕事してました。
少し顔色がよくなった啓介が
起きてきた時は深夜になってました。
『 りかちゃんずっといてくれてたの 』
「 いたよ。よく眠ってたね 」
『 ごめんね、疲れてるのに 』
「 平気だよ、熱計ってみよう 」
『 38度。少し下がった 』
「 油断禁物!」
『 厳しいな笑 』
「 お粥あるけど明日にする? 」
『 マジ?少し食べたい 』
「 出血大サービス、食べさせてあげる 」
『 風邪もたまには悪くないね 』
味気ないお粥なのに美味しいなと言いながら
食べてくれました。
熱冷シートを交換して横たわる啓介が
私の手を握り不安そうに手話で聞いてきます
『 今日は帰らないよね? 』
「 帰らないよ。
リビングにいるからいつでも呼んで。」
手を握られたままの私は動けず
啓介が眠るまでそばにいることに笑
大きな子供ですね笑
でも体調崩した時ってそうなりますね。
一人暮らしの風邪は悪。。。
世界で一人ぼっちの気分に陥ります。
そんな時側にいてくれる人がいたら
どんなに心強いか・・・
私もそう思っていたので分かります。
翌日は熱も37度代に下がり、
啓介はお休み、私は仕事に向かいました。
体力があり回復が早い!
さすがです。
早く元気になってもらって看病ご褒美
もらわなくては笑
ぶっちゃけ移る覚悟で看病してましたが
私はセーフでした!
病は気からを唱えた成果ですかね笑
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