温泉

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夜ご飯は予想以上に豪勢で、 心ゆくまで堪能した結果、、、 ギブです笑笑 「 動けないんだけど、、、 」 『 食べ過ぎたね笑 』 食事後お行儀悪くトドが2匹でした笑 『 梨香ちゃんお風呂行こうか? 』 予約時間までまだ30分ありました。 「 ん、、、まだお腹一杯でムリ あと30分待ってー 」 『 じゃあ先に風呂行ってきていい? 』 えぇぇ!! NO!! やだっ! 「 えぇ〜寂しいじゃん、一緒にいこうよ 」 『 入るのは別々なのに笑 』 「 別々でも一緒に行きたいの 」 『 じゃあ30分後いこう 笑』 かなり無理がありました笑 いつもなら私から先に行っててー と言う側です笑 ぜったい変だと思ってると思います。 サプライズも簡単じゃないですね笑 いよいよ予約の時間です。 私たちは用意してお風呂に向かいました。 「 あのね、今からはこっちのお風呂だよ 」 『 ん? 家族風呂? あぁーそういうこと笑 ! 』 「 隠すのほんと大変笑 」 『 今日は寂しがりやさんだと思った笑 』 「 女優にはなれないね笑 」 『 いや、中々の女優でした笑 やばいね、テンション上がってきた 』 家族風呂はとても広くて、 全て揃っていました。 露天風呂に入ると外灯はありませんが ガラス張りの脱衣所の電球で丁度良い 暗さに仕上がってます。 少し恥ずかしさも持ち得ながら、 露天風呂に入りました。 露天風呂に外灯が無いことに納得しました。 夜空一面に広がる星の心地よい光。 まるで2人を優しく照らすスポットライト。 今にも落ちてきそうな星を眺めながら 2人寄り添い眺めていました。 暗くて手話が見づらいです。 けれど、 通じ合う二つの心で充分でした。 まるで語り合ってるような2人の鼓動。 流れ星が流れる度に願いごとをしました。 幸せな2人の時間が いつまでも続きますように、、、 私たちは愛おしい鼓動を感じながら 夜空を見上げていました。 ハシャギ過ぎて疲れた後は、 心地よい眠りにすぐに落ちてしまいました。 翌朝のことです。 啓介の腕枕で目が覚めました。 『 梨香ちゃん 浴衣ほぼ着てないの知ってる? 』 「 はい? 」 しまった! 慣れない浴衣を着て眠ると 決まって翌日ははだけていませんか笑 『 エロイね、わざとでしょ笑 』 「 んな訳ないし笑 」 はだけてる浴衣を直そうとすると 啓介がその手を止めました。 『 直してもまた脱がされちゃうよ? 』 「 ・・・ 」 そして朝から甘い甘いひと時に笑 大切。 宝物。 2人の全てが宝物。
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