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だから、本人がもしその辛さを周りに伝えたところで「我慢が足りない」「文句が多い」「ワガママ」等と思い、なだめたり注意をしたり。
そうなれば結局本人は、皆が我慢できることをできない自分を責めるか、辛さをわかってくれない皆を責めるか、どちらかに傾いちゃう。
頑張りたい気持ちが大きくなった今、学校によく適応できるようになった今。
だからこそのストレスや困難。
それをどう乗り越えるか、考え対処法を身に付けていくことがこれからの大きな課題になるんだと思う。
マーくんひとりの努力では、それは難しい。
例え、その場その場では乗り切れたように見えても、将来的にも通用する考え方や適切な方法でないと、周りとの摩擦を起こす要因となって、苦しさが勝る時がきてしまうと思う。
自分の気持ちや周囲ともうまく折り合いをつけながら、自信に繋がる"乗り越える経験"をしていけるかどうか。
こんなにも小さいうちから、子どもの将来を考えて細かなひとつひとつに対応していくことが求められる障害児の子育ては……大変だけど、やってあげられるうちが幸せだ!
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