SC面談

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「最近、K先生に、できあがったものを見せるとか何かを借りるとか、そういう必要なことは自分から行けるようになったんです。」 「うん、良いね。」 「でもね、本人の中には、K先生と本当はもっと雑談のような話がしたいという気持ちがあって。だけど、それとは裏腹に、挨拶や返事が会釈だけだったり頷くだけだったり素っ気ないの。」 「男の子だしね。」 「K先生の方も、失敗できない緊張感だったり、遠慮している感じがあって、なかなか打ち解けるところまでいかないんです。」 「K先生も若いからね。」 「あまり親が口出ししたり、いちいち言うのはやめた方が良いかなとは思ってるんですけど、でもこれで良いのかな?どうしようかな?って考えてるの。」 「うん、良いんじゃない?これから思春期に入っていくし、男の子は特にそういうことあるよ。マーくんに限らず他にもそういう子はいっぱいいるよ。」 「そうだよね。」
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