取り扱い説明書③～マーくんと歩む道～

こんなんです

自閉症スペクトラムへの偏ったイメージから、会話が成り立たないように思われたり、特殊な才能を持ち合わせているように思われることもあるけれど、マーくんはそうではない。

「あ～何て言えば良いんだろ」とか「この言葉で合ってるのかな」など、会話の出力がスムーズでない場合があったり、興味の強い特定のもの(ゲーム内の数値データとか)への記憶力が高かったりする程度。

力のコントロールやバランス、目と手・両手の協応動作、身体の使い方などは、検査で見ると苦手領域なんだけど、不得意な動きは努力と経験でカバー。

対人関係では、自分から積極的に関わりを持とうとすることはまずない受け身の姿勢ながら、自分の立ち位置は常に気になる様子。

緊張しやすく、不安や心配を表現したり、周囲に助けを求めることが極端に苦手。

何事も、慣れている環境や明確なルールの元、自分のペースを保てると力を出しやすいね。