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五十嵐はいつもフェラをさせたがるが、正直愛斗はこの行為があまり好きではなかった。 苦しいし顎は痛いし、何より自分が痛くならないようにするために濡らしてるようなものなのでどうしても事務的に感じてしまうのだ。 それでも五十嵐の言う通り、裏筋に舌を這わせ懸命に奉仕する。 「もういいよ、入れるから脚開け」 ちゅぽと音をたてて口から引き抜かれると再び指示が飛ぶ。 ベッドに戻ると自ら脚を開き、両手で双丘を開くと奥に潜む窄まりまで暴いた。 愛斗の唾液で濡れた怒張が硬く閉じた蕾を抉じ開けて入ってくる。 しかし愛斗の蕾はまだ充分に解されていないため、快感を感じる事なくただただ痛い。 (………痛い……っ早く終われ) 快楽に陶酔するふりをして痛みを我慢する。 眉を顰め小さく喘ぐ愛斗を手管に嵌めていると思ったのか、五十嵐が好き勝手に腰を使いだした。 「…っ…あっ…まなぶ……いい……っ…きもちいい…」 異物感と痛みに耐えながら、五十嵐が喜ぶ言葉を紡ぐ。 乱雑に動いていた腰が一際強く打ち付けられると同時に、愛斗の中で迸りが弾けた。 内側をじんわりと温かい体液に濡らされ、すぐに怒張が引き抜かれる。 当然愛斗はまだイってはいない。
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