金平糖が溶けた

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雪 ゆき 金平糖 ふわふわの雪に、キラキラの星 歩くたびに、しゃきしゃき鳴って、 長靴がすっぽりすっぽり、大きな足跡を描く。 雪 ゆき 金平糖 ひんやりの雪と、あまーい金平糖 口に入れたら、どこかに消えて、 なんだか少し、寂しくなった。 雪 ゆき 金平糖 どうして私は、ひとりなの? 雪 ゆき 金平糖 白い雪と、真っ赤な頬 ヒラヒラ揺れて、君を誘って 冬が僕らを消してしまった。 雪 ゆき 金平糖 ぽろぽろの涙と、あまーい金平糖 いつか春が来たら、シロツメクサ摘んで、 僕が君を、迎えに行くから。 雪 ゆき 金平糖 君を一人にしたのは、僕だ。 金平糖が溶けた【完】   
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