第13章:夏休みの始まり

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買い物を終えると、 二人はまたマンションに戻った。 冷蔵庫に食材を入れる余裕などなく、 即抱きしめ合い、口付けを求めた。 互いの体は全て知り尽くしているのに なんでこう何度も何度も 繰り返し欲しくなるのだろうか。 蒼弥は湿った沙織の下着に手を入れ、 「外でこんなに濡らしちゃ駄目だろう?」 と叱ると、 更に蒼弥の指を濡らした。 「お前って本当・・・」 淫らだと罵られるかもしれない。 けれど、蒼弥は優しく愛撫をしながら、 「可愛い奴な。」 と呟いた。
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