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第4章 偶然の一致
僕はフと思った…(そういえば、僕の担当の教官の名字も佐藤だったなぁ…。まさかな……?)気になったのでこずえさんに言ってみた!
「僕の担当の教官も佐藤さんなんですよ!偶然名字が一緒なんですね?アハハハハ。」
するとこずえさんも言った。
「私の担当する教習生にも尾藤君って子がいるよ?」
「えっ?」
こずえさんの言葉に我が耳を疑った。
「じゃぁもしかすると?」
僕が聞いた。
「そうかもね、ってか絶対私が担当教官で、尾藤君は担当する教習生だよね?今日はお互いに会うことがないと思ったのに、すごい運命感じちゃうよね?」
こずえさんがはしゃぎながら言った。
「運命ですね!これからお世話になります!」
「こちらこそ。よろしくね!」
(この時僕はわずかな希望とたくさんの不安を持ちこずえさんと免許への道を二人三脚することを決意した。)
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