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第5章 初・技能教習
「じゃぁ今から前進と後退の練習をして、少しコースを走ってみようか?席を交代するよ。」
初めての教習でなにをしていいのか分からない僕にこずえさんは丁寧に教えてくれた。
いざ、やってみると
「そうそう!尾藤君上手いじゃん。」
とホメられた。
「じゃぁ次はコースに行くよ?私の言うとおりにすれば、絶対上手く行くから任せてね!」
(なんとも、頼もしいセリフだ!)僕は思った。
鐘が鳴り技能教習の終了の時を告げた。
[教官]「あっ。楽しいときはあっと言う間だね?」
[僕]「はい。」
[教官]「今日初の技能どうだった?」
[僕]「緊張しました。」
[教官]「ハハハ、そのわりには上手くできてたよ?」
[僕]「教官の教え方がいいからですよ?」
[教官]「もぅ、尾藤君ったら!」
楽しいときはホントにあっと言う間だった。
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