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(僕のこと見えるんでしょ?)
俺は気付いていないふりをしてそのままボールを拾うと2人の元へと戻った。
その後、何事もなかったように俺はキャッチボールをして遊び、辺りが暗くなった頃に2人と別れ家路についた。
が、しかし…
「おかえり、お風呂空いてるから入っちゃいなさい」
「おー」
玄関で靴を脱いでいるとリビングから顔を覗かせた母さんに声をかけられた。
キャッチボールでかいた汗を流したかったのもあり、そのまま風呂に向かった。
だが、俺はそこで気がついた。
…なんか付いてきてる…?
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