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「祐樹ぃ~はよ!…て、どうしたその顔!?」
クラスメイトの野口は俺の顔を見るなり驚いて声を上げる。
無理もない…目元にはクマができていて、奇妙な物音のせいで精神的にもやられ、顔が真っ青になっているのだから。
「ああ…ちょっと眠れなくて…気にすんな」
ハハッと乾いた笑みがこぼれるも、野口や友人達には気を遣わせたくなかったので詳細は話さなかった。
というか、あんな事常人の奴らに話したところで信じてもらえるかどうかが怪しい。
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