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『交通事故その2』
綺麗な青空と、無限に広がるように見えたコスモス畑。
ぼーっと後部座席で眺めていたらまた、ぞぞぞっ。あの鳥肌と悪寒がしました。
車が信号待ちで停車し、その信号機の下に置いてある真新しい花束。そしてお茶のペットボトル。
…心の中でご冥福を祈ることしか出来ませんでした。
何かを伝えたかったのでしょうか。でも私に霊感はありません。話を聞いてあげる事も出来ません。
安らかに眠っている事を祈るばかりです。
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