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キーンコーンカーンコーン――― 授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。 私は、荷物をランドセルにしまいながら、朝の出来事をふと思い返していた。 ――― いつもと変わらないはずの日常。 でも、少しだけ違う日常。 おばあちゃんが言った「びょーいん」が気になって仕方ない。 ――― 校門を出て、とぼとぼと学校の帰り道を歩いていると、ふと赤い光が目に飛び込んできた。 「きゅーきゅーしゃ…」
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