1988【幻想と恋慕】

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じんわりと脇の下に汗をかいていた。 ホームから改札へと階段を上がるときに、風圧で風が舞い込むと、呼吸が苦しくなり、目を瞑った。 頬の紅潮がおさまらず、人の視線が苦手で、時々下を向いた。
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