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役職
案内された自分の部屋に辿り着く
サンドラ「ジェシカ、今日はこんな日になってごめんなさいね。おやすみなさい、
きっと明日には天気も良くなっているわ…。」
ジェシカ「そうですよね、お姉様。いい夢を」
二人で微笑みあって隣の部屋に入っていく。
ジェシカの消えた部屋の扉にもたれ掛かって呟く
サンドラ「ああ、ジェシカの居ない部屋は少し寂しいわね。
いけない、私はお姉さんなんだからしっかりしないとね。」
自分にダメ出しをして自分の部屋に入る。
サンドラ「うん?何かしら。」
部屋に入ってすぐに机の上に置いてある本に手を伸ばす。
手にとってすぐに気味の悪くなるような絵が書かれていた。
サンドラ「人狼…。そんなもの私は信じない。」
見ているだけで恐ろしくなる本の表紙を裏にしておく。
ヒラリと落ちる紙が見える。
そこには蝋燭を持った女の人のカードがみえる。
サンドラ「怖い。まるで人狼ゲームみたい」
どうしても怖くなって布団を頭まで被る。
怖くても眠れるみたいだ。
温かくなってきて、私はそのまま目を閉じた。
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