これはスピリチュアルな話

もともとのもと

でも、私は、宇宙の真理を信じていたので、いつか心が自由に、幸せに、楽になる日がくるって思って、痛みの一つ一つと向き合い続けました。

はじめは、ただただ苦して、ヒーリングを受けに行ったり、退行催眠を受けたり、自分もヒーリングを習ったりしました。

結果で言えば、一進一退でした。

親ってつくづく恐ろしい仕事だと思います。

子供の心を傷つけるのなんて、本当にたやすいことだからです。親にその気がなくても、そのつもりがなくても、安易な一言で子供は簡単に傷つくし、いくらでもコントロールできます。支配するのも、簡単です。

子供の自由を奪うのも、行く道をふさぐのも、なんだって出来ます。

私の両親に、そんなおそろしい考えがあったとは思えません。よかれと思ってやってきたことだと思います。けれど、結局、親の未熟さは、子供を傷つけます。

私にも子供がいます。軽度の発達障がいがあります。

では、私が子供を傷つけずに育てられたかと言えば、ことはそんなにうまくはいきません。それが、葛藤になって、ますます自分を追いつめた日々もありました。