続・あなたがくれたもの

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    彼はどうやら好き嫌いが無いらしい。   何でもおいしいと食べてくれる。    でも私は生ものは苦手。刺身もダメ。   だから握りずしもダメ、食べれるのは卵と海老。     あと巻きずしや細巻き、ちらし寿司。    それを言うと、安上がりの奴だなぁだって。   おまけにサバアレルギーだし、納豆もダメ。    あの臭いがどうしてもダメ。    すると彼は「納豆は体にいいんだぞ」という。  知ってるよ、血をサラサラにするの、でも体にいいと分かっても   やはりダメ。   すると彼は卵に混ぜたり、一口だけと私を(うなが)す。     始めはその、一口も鼻をつまんで無理やり。   でも、そうして食べるうちに平気になった。    何とパックのままの納豆を、1パック平気でいける。    これも彼と、付き合ったおかげ。   でなきゃ、今も食べれないと思う。    でもそんな納豆に興味津々の3羽のセキセイ。     納豆、食べるな!   まさかの納豆食いセキセイに、ならないで欲しい。   お口がべちょべちょになるし、鳥は食べれないよ。   つついてる、必死で守る。      鳥として、あるまじき行為を・・。
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