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……学生の頃、
秘かに思いを寄せていた男の子がいて。
その頃から女子の中では飛び抜けて大きかった私は、身長のコンプレックスから、
思いを打ち明けることは出来ずにいた。
でも。
何故か急に、彼が私のことを好きなんじゃないか、っていう噂が立ったことがあった。
周りに冷やかされて、真意を問われた彼が、
私やクラスメイトの前で言い放ったのだ。
「ありえねぇだろ、こんなデカい女!」
……あのときから、
私全然成長してないんだな…………
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