名誉の勲章

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回想ーーー・・・ 雪姫を庇い、背中に大怪我をした俺は3ヵ月間入院した。 その間に、同期だった連中はアイドルデビューを果たす。 傷痕を消せば、済むコトなんだけど、俺はその決心がつかず、明和学園高等部に入学した。 父親は大手広告会社の社長。 伯父は大手芸能プロダクション『ギャラクシー』の取締役。 俺はアイドルにはなり損ねたものの、長身のイケメンで、入学式当日からモテた。 学校は御曹司と令嬢が通うセレブ校。 元は芸能界に居た身、芸能デビューを夢見る女子生徒も多く、俺はそんな彼女たち相手に知り合いの芸能関係者に仕事を斡旋した。 その見返りは彼女たちのカラダだった。 性欲旺盛な時期だったし、性処理には丁度良かった。
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