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「半年も付き合っていると言うのに・・・いい大人の男がキスだけだっておかしいだろ?やっぱり、柊が敦司に好意を寄せているのは事実だな」
「えっ?」
「ちょっと待って下さい。伊集院先輩。
倭人が総理にラブって本当ですか?」
「さあな・・・あくまで噂だ。気にするな。左京。それよりも、二人の元に急げっ!!」
私を足止めしたのは伊集院先輩なのに。
彼は私の不安の種を投げかけ、背中を押した。
私は子供部屋に行ってしまった陽那夫人と紡君の後を追った。
半年も付き合ってると言うのに、キスだけって・・・私だっておかしいとは思っている。
まさか・・・倭人が総理に・・・
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