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「総理は俺にとって憧れの人だ。
でも、俺は性的に総理を見ているワケじゃない」
「なら、なんで!!?私に手を出さないの??」
「それは・・・30歳の誕生日までは・・・童貞で居たいと言うか・・・」
「!?」
倭人はブツブツ独り言を言う。
「結愛を大切にしたいんだ・・・」
「えっ?」
「俺は本気で、結愛を愛してるから・・・」
「私を大切に思うが余り…手が出せないと言うコト?」
「そう言うコトだ・・・」
「そっか・・・そうだったのね・・・」
「ゴメンね・・・」
「ううん、ならいいの…安心した・・・」
「結愛、キスしていい?」
「え、あ・・・でも・・・ここは・・・総理公邸で・・・」
「ダメなら、しないけど・・・」
「ダメじゃない。キスして、倭人」
私達は甘いキスを交わした・・・
――――私達のプラトニックラブは継続中。
(完)
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