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「・・・・・・・・やめ!筆記用具を置いてください。結果は掲示板に張り出します。
お疲れ様でした。夜道、お気をつけてお帰りください。」
今回の事があり、ざわついた学園内をまとめようと今回の選出儀式は公開型で行われた。前代未聞だったが、学園長も快くOKしてくださり掲示板にもその要項が貼られた。
A「公開型だってさ。楽しみだな。」
B「普通じゃ、お目にかかれないものだしな。」
生徒は選出儀式を楽しみにしていた。
50人から半分にしたテストから2週間たった頃、残った人達が茶会に呼ばれていた。
暗黙の了解が生徒中に広がっているのでいちいち説明したりせず、淡々と時間が流れていった。
そして、また茶会では残った人達が10人まで、減らされた。
この中からさらに、選出儀式では3人落ちてしまう。
無事に何事もなく、生徒会役員は選出生を選びきった。
選出儀式を公開型にしたため、学園長からお披露目式も公開型にしたらどうかと提案があった。
いくら生徒会に権力があるとは言え、学園長の言うことは絶対だ。
俺はその提案を引き受けた。なにより、楽しそうだと思った。
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