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一瞬、揺れが収まって。
少しの間隔を空けて、再び強い揺れが来ます。
地震は2回目の方が強い場合も多いので、真っ暗な中、収まるまでは気が抜けません。
「……これ、震源地は何処だ?」
地震の強さから考えて、恐らく北海道内の何処か。
本州、東北、海の中では考えられない強さだ。
地震は大好きだけど、悪い事にワタシは暗所恐怖症。
ついでに、先端恐怖症、閉所恐怖症、高所恐怖症、カッターや真新しい紙など鋭利な刃物恐怖症。
奇跡の「恐怖症ロイヤルストレート・フラッシュ」の持ち主なので、停電は怖いです。
iフォンの明かり、喫煙者なのでライターの明かりが頼り。
しかし、ワタシの契約してるキャリアに限ったモノなのか……時々、使い方を間違っているんじゃないか、それ。と静かに突っ込みたくなる、微妙な速報が多いのです。
AM5時にけたたましいアラーム音と共に
「北朝鮮からミサイルが発射されました 建物の中に避難してください」
……え?
それは……どうしろと。
遅番シフトのワタシ。
とりあえず、建物内ではあるんだけど……。
というか今、完全に熟睡タイムでしたけど。
寝起きの頭に、いきなりのシュールな速報。
……しかも、もう既に発射されちゃってんじゃんよ、それ。
どうしろと?
ワタシに元気玉を作って、撃ち落とせと?
disる訳じゃないのだが。
どうも公共の役に立つあなたの街の携帯キャリアを目指し過ぎて、方向性がだいぶあさっての方向に行っているような……。
早くなくて良いから
・震源地
・震度
・津波、落盤、停電の危険性の有無
・居住地区に避難指示が出ているか否か
・交通航空機関への影響
これらの現時点での情報が、各キャリアから震災後すぐに送られて来れば、通信が混雑して接続出来なくなる可能性を少しは下げる事が出来ると思う。
ワタシも、真っ先に確認したのはそれだった。
北海道民全員が、これらの情報を手持ちの携帯端末から検索すれば、そりゃアクセス過多によりパンクすると思うんだけどね。
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