1~強くなるんだ

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1~強くなるんだ

私の名前は咲。 私には今すごく恨みを持つ人がいる。私はその人が大嫌いだ。 最初は私はそのことお友達だった。 その子の名前はサラ。 サラと私ともう一人の一つ上のアイドルみたいに可愛いわかちゃんといつも一緒にいたんだ。でもわかちゃんは違う学年だから、ほとんど私とサラは同じクラスだからいつも一緒にいた。 楽しかった。 でも私がクラブの時に、サラとクラスの子達が私のことを話していたのが聞こえてしまった。 「咲さんってさ、すごく生意気っていうか意地っ張りでぶりっ子だよねー」 「見ててイライラしてくるわー」 って。 だから次の日から私はさらのもとをはなれた。 わかちゃんは私のことなにも言ってないけどサラがいるから一緒にいたくなかった。 そのおかげでクラスにもはぶられて今は一人ぼっち。だから私はさらにやめるように話し合いをした。そしたらサラは「なんのこと?」だって。 それでイラッときてサラがやってること知ってるんだからね、って言ったら次の日周りを巻き込んで私に意地悪ばかり言ってくる。 サラも、クラスの子も。 サラだけは許せない。 私の学校生活を狂わた張本人だから。 何か仕返ししてやらないと気が済まない。 でも殴るのもダメだし、さらに何度か話してやめるように言ってもダメだった。 だから私は考えた。 私がなにも悪くなくて被害を与えられなく、さらに仕返しできる方法を。 そこで私はある考えが浮かんだ。 お母さんにいうんだ。 サラのお母さんになにもかもいじめられていることもそれをしているのがサラだってことも。もちろん証拠だってある。 私の悪口を言っている時に録音したんだ。 準備は万端。 でも一つだけ大きな問題が。 実はまだ迷ってるんだ。いうかどうか。勇気がない。決断もできない。 いうなら次の土曜日。 その時なら絶対に言える。 時間があるしサラのお母さんが一人になる確率が異常に高い。 でも言ったらこの気持ちが楽になるんだ。 でもな……… と悩んでいたら パリン! 「え。なに今の音!」 「すごく大きな音だったけど……」 「向こうの方からだったよ!」 「行ってみようよ!」
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