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アイツの名前は宮本リナ(同じく26)。性別はもちろん女。
俺の生まれた時からのお隣さんで一人娘。
昔は無邪気でたしかに可愛かった。が…大きくなるにつれて、自分の可愛さを理解してかそっち方面を磨きに磨いて磨き過ぎるほどで気付けばビッチになっていたな。今でも可愛い部類には入ると思う。
そんなヤツの恋愛事情は、二股なんて序ノ口。
一番酷いときなんて六股なんてあったな。
どういうスケジュール管理なんだ?と感心さえしたのを覚えている。(一日交代で交際しているのか?)
押しに弱いからか絆され強引にいかれると悪意もなく付き合うという悪循環。しかも彼氏が居ようがお構いなしの節操なし。
恐ろしい女だ。
もう少し考えたらいいだろうにと思うがヤツは何も考えていない。
愛され育ったはずなのに常に愛に飢えていて、誰構わず関係を持っていた。
そしてそれは俺にも人知れず被害をあたえてきていた。
こじれた人間関係の精算と言わんばかりにヤツは俺を引き合いに出し別れてきやがった。
しかも俺の預かり知らんトコロで。
気付けば俺はヤツの彼氏に祭り上げられた挙げ句、彼女を大切にしないサイテーな男として周りに周知されていた。
これを知ったのはあとの話なのだが。
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