ほしっ子☆めぐたん♪

「ちょっとーー！『ロリっ娘☆めぐたん♪』似の店員さーーん！なんで『閉店ですよーー！』って本を取り上げないのーー！」

※何のことか分からない方は、前の話をご覧ください♪

『ロリっ娘☆めぐたん♪』似の店員さんは、はたきで本棚を埃を払いながらイヤそうに俺らに視線を寄越す。

「開店したばかりだからだ。貴様ら、いつもバイト上がりの閉店間近に来るから、そう言ってただけだ。今日は時間の許す限り、そこで成年コミック『ほしっ子☆めぐたん♪』を堪能しろよ」

「いーーやーー！！」

ライバルが叫ぶ。

「『ロリっ娘☆めぐたん♪』似の店員さんからのキツい言葉がないなんて！『ロリっ娘☆めぐたん♪』の楽しみ半減だからーー！！」

「『ロリっ娘☆めぐたん♪』似の店員さん！お願いします！バイトをクビになっちゃった僕らにきつく厳しい愛の言葉をーー！！」

俺らの心の訴えは空しく、『ロリっ娘☆めぐたん♪』似の店員さんは無視してレジに戻っていった。