21人が本棚に入れています
本棚に追加
「バタン。」
・・・・・・・・
車に乗ったのはいいとして、車内での沈黙は、私に耐えられるか少し不安になってきた。
だけど私から話しかけてもいいものか・・・
あまり彼此と考えるのも時間のムダになるかも・・・
《あぁ〰️もう。》
・・・ふと顔を上げ、海堂さまの方に目線をやると目があう?
目があったと思ったのに、何事もなかったように今は、車の窓から外を見ている。
私も自分側の窓から見える景色を何気なく見ていた・・・
《んッ?!!》
何気なくブランとしていた手の指に触る・・・
《まちがいないよね?ん~手を・・・少しずらす・・・》
私は、指と指が重ならないように手を自分の方にずらそうと少し浮かし、そのまま引き寄せようとしたが小指が動きを止めた。
最初のコメントを投稿しよう!