21人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
いつの間にか結城さんは、いなくなっていた。
しばらくすると監視カメラの映像を見てもいいことになった。
「さすがぁ~班長、人脈スゴすぎ。」
「まぁな。」
斎藤さん達は、わかっているようだった。
私は始めての事だった為、班長に駆け寄って下からのぞきこんだ。
ドヤ顔の班長、他のメンバーもドヤ顔に親指をたてて自慢気な笑み。
監視カメラの映像から、危険人物が判明し住まいや行動範囲なども調べ終えた。
対象者や、家族を守りながらターゲットが私になるように、メールの主の悪口ばかり大声でなじっるように班長から言われた。
チームから危険すぎると言う意見もあり、やめてもいいと言う班長に「やります。」と私はすぐに答えていた。
それから1ヶ月くらいたった頃、対象者と家の前で別れた後、家(監視用)に帰る途中に何者かが背後から襲ってきた。
「あっ痛。」
チーム全員で取り押さえ、被害は背中の傷ひとつのみですんだ。
私以外は、チーム皆、対抗するすべを実戦で鍛えた精鋭達、数秒でけりがつく。
このような内容の依頼など数十件こなして、一年たった頃、変わってると言うか注文が多い依頼が舞い込んできた!。
最初のコメントを投稿しよう!