出逢い

8/17

21人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
 いつの間にか結城さんは、いなくなっていた。 しばらくすると監視カメラの映像を見てもいいことになった。  「さすがぁ~班長、人脈スゴすぎ。」  「まぁな。」 斎藤さん達は、わかっているようだった。 私は始めての事だった為、班長に駆け寄って下からのぞきこんだ。 ドヤ顔の班長、他のメンバーもドヤ顔に親指をたてて自慢気な笑み。  監視カメラの映像から、危険人物が判明し住まいや行動範囲なども調べ終えた。    対象者や、家族を守りながらターゲットが私になるように、メールの主の悪口ばかり大声でなじっるように班長から言われた。 チームから危険すぎると言う意見もあり、やめてもいいと言う班長に「やります。」と私はすぐに答えていた。  それから1ヶ月くらいたった頃、対象者と家の前で別れた後、家(監視用)に帰る途中に何者かが背後から襲ってきた。  「あっ痛。」 チーム全員で取り押さえ、被害は背中の傷ひとつのみですんだ。 私以外は、チーム皆、対抗するすべを実戦で鍛えた精鋭達、数秒でけりがつく。 このような内容の依頼など数十件こなして、一年たった頃、変わってると言うか注文が多い依頼が舞い込んできた!。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加