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とりあえず斎藤さんとふたりでスカートのスーツで向かった。
「ピンポン!」
「どちら様。」
「人材派遣会社の斎藤と北条です。」
「時間通りですね。どうぞ。」
少しの時間差で大きな門が動く。
「ガチャ」
大きな門が開いた。
門の近くには、車と運転手が待っていて私達の車はその場に止め、高級な黒光りした車に乗り屋敷まで運んでくれた。
《門から屋敷まで車で移動ってどんだけひろいんだろ。》
家の前に車が止まり私達ふたりは、ドアを開けてもらって車から降りた。
男性と女性が待っていて、色々説明しながら家の中に入った・・・
《な・なんて広い、ホテルのロビーみたい。》
私は、口を大きく開けてあんぐりな感じになっていた。
「主人がこちらで待っています。お会いになって下さい。」
「はい。」
私達は、女性の方に言われたように、目の前の部屋に入り、椅子に足を組んで座っている依頼つまり対象者の前にふたりでならんだ。
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