家族 

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 「ねぇ~」 斎藤が、部屋にいるチームを指先と目配せしながら静かに呼んだ。  「ナニナニ?」  「ナンダ。」  「ナニカナ?」  「ン?」 チーム数人が、そろった所に斎藤は、ニヤリ😀。 ゴニョゴニョと小さい声で話しだした。  「な・ん・と班長~北条に♥️」 聞いたチームの皆が、信じられないというような顔をして斎藤を見てハイハイ的な感じの雰囲気になった。 斎藤は、本当だってばと言いたげだったが、あまりにも皆が否定するのでやめた。 その内みんなも気付いて、後で驚いたらいい。 その光景を楽しみに色々情報を・・・知っておこうと思った。  「ゴロゴロ」 書類を運び台車がからになり、またもどり書類を台車にのせ倉庫へ運ぶ。 何回か繰り返し、全部運び終えた。  「ふ~・・・全部運びました。」  「そ、ご苦労様。」  「次の~仕事・・・」  「北条は、定時おわりでしょ!?」  「は・い・・・ですが!」 奥の部屋からガチャとドアが開き、班長が急かすように言った。  「北条、おつかれ~」 私は、班長に言われここに残り手伝う事も出来ず、渋々・・・  「は・いお先に・・・失礼します。」
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