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はぁ~と気持ちが下がり、とぼとぼと帰った。
帰る道のりの長~く感じること、感じること!
心の中で何回もため息をついていた。
「はぁ~」
自分の口から、ため息がもれているのにも気付かず肩を落としながら歩いていた。
―ー-―ー-―ー-―ー-―ー-
ー-―ー-―ー-―ー-―ー-―ー-
寮まで帰ってきたが、何やら人が多いような気がする。
《んッ?!!》
いつもは、寮の前に人が群がるような事は、私が生活してから記憶にない。
前にいろいろあった時は、・・・
まぁ~
私には、関係がない事だろうから気にとめてなかった。
「北条!」
管理人の島田さんの声。
「はい?」
島田さんが手まねきして私を呼んだ。
《あぁ~そういう事ね。》
人だかりがバレて黒光りした高級車が目に映る。
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