鳴海結愛と鳴海滅愛

3/13
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
ーーー 13年後、WNI東京。 「たしかここら辺だったはず?」 鳴海滅愛は自分を捨てた両親や自身の姉、鳴海結愛を不幸のどん底に陥れる為にWNI徳島からWNI東京にやってきた。 鳴海家に辿り着く鳴海滅愛。 ピンポンピンポンピンポーン… 誰も出て来ない。 「結愛ちゃん?こんなとこで何してんの?」 そこでハンサムな青年が滅愛に話しかける。 滅愛(ワオ…、べ、ベリィハンサム…!) 滅愛は目の前のハンサムを見て挙動ってしまう。 「君は親から勘当されて一キロ離れたアパートに越す事になったて言わなかったっけ?」 「え?そうなの?」 滅愛は目をパチクリさせる。 「全く相変わらずなんだから、場所教えるからちゃんと覚えておくんだよ!」 ハンサムな青年は紙を描いて滅愛に手渡した。 (ハンサムな方…結愛はあんなハンサムと付き合ってたのか…許すまじ!) 滅愛はハンサムに憧れると共に結愛への嫉妬に駆られた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!