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遠い昔の話・・・神々、幻獣など語りべたちが語り継いできた時代。
皆が、崇拝しおそれられていた神や幻獣たち。
語りべは、詩う。
何を・・・
20XX年ー現代ー
目に見えないもの、感じられないものなど、気にもしない。
ただ毎日、生活していくだけでいっぱいいっぱいの日々。
人ごみの中で歩けなくなってた人に、気にとめ手をさしのべる人はどれだけいるのだろうか?
そんな事考えてもしかたない・・・
最近、あまり眠れないし、夢か現実かわからい。
もやぁ~とした感じで目が覚める。
なんだかいつも、耳元で囁いているみたいな感じがしてる。
うつや、ノイローゼなの?
いいや、違うと思う。
何か頭の中で、話してるテレパシーのような・・・
いろいろと、教えすぎなのかも知れない。
それでも考えてしまうのは、生まれてから今まであまり良いことなかったから。
友達もいないし、家族からも優しい言葉もないまま、家と学校の道のりを繰り返すのみ。
学校は、私にとって地獄の門を開け中に進む・・・進む。
目の前の魔物に気づかれないように、空気のように自分の場所に座る。
キンコンカンコンとベルが鳴る。
今日も、地獄の1日が始まってしまった。
唯一救いなのは、後ろの窓際。
授業中、外をぼんやり眺められる事。
小さなため息すらもできないこの場所で、私は時間が過ぎるのを、ただひたすらに耐えている。
特に授業と授業の間の休み時間は、下しか見れない。
私のまわりから、ガヤガヤとうるさくなり始め、前の席の椅子が私の机にコンとあたる。
「はぁ~。」
私は、ため息を・・・ついてしまった。
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