72人が本棚に入れています
本棚に追加
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
「カッカッカツカッカッカツ。」
遠くの方から奇妙な足音が響く。
今いた場所は?!!ここは!
わからない・・・
奇妙な足音が私に近付き止まる。
足下が少し薄~くぼんやり見え、目線を下から上へやっても靄がかかり何かわからない。
「ん~」
「え~」
「ゴホッ。」
「私&$":%₡₤と申します。」
名前は聞きとれない言語のようで、何回も聞きそして・・・あきらめた。
少しの間。
・・・
「えぇ~っと、少し私に付き合ってくださいますか?」
「んッ?!!つきあう?」
「はい・・・」
名も、何処の誰かもわからない
のに・・・
ついて・・・行く!?
いやァ~
それとも・・・逃げ・・・る?!!
そこに・・・
私の前に立っている者は、敵か味方か?
それさえ・・!!
それでも、先に進むために行くしかないのかもしれない。
カッカッカツ。音が響く、私も後を追う。
靄が?
はっきりしないはずの者を追うのには、足音がいい仕事をしていた。
不安あれどなんとかついていけた。
最初のコメントを投稿しよう!