第五話 群青雨

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第五話 群青雨

~放課後~ -部室- ガチャっ 「皆、おはよー」 久しぶりに顔を見る部員が部室に入ってくる。 群青 雨 約一週間ぶりの再会だった。 「あっ!れいんさんだ!れいんさんれいんさん!」ぴょんぴょん 生理狂気休暇は終わったのか 久しぶりにれいんさんに会うのではしゃぐ太陽。 太陽もれいんさんとの初対面からそんなに日数は経過してないはずだが…よくなついている。 やはり自由部で一、二を争う狂人同士…気が合うのだろうか? 「おはよう、れいん」 続いて部長の雪音さんも声をかける。 「おはよう、ナントカちゃんと部長のウンコマン」 生理休暇が終わってもれいんさんは相変わらずだった。 「仕方がない、れいんは3歩歩くと大体の記憶が無くなる」ふふっ ウンコマンと呼ばれたのに部長は何故か嬉しそうだった。 しかし酷い鳥頭にウンコのイメージが残っているだけマシなのか… 「おはよう、響くん」ふふ 「お…ぁはやーございます」 何故か俺の名前は覚えられている。 すごく怖い。 思わず虫歯の時のような挨拶になってしまった。 「そういえば顧問の先生は見つかった?」 れいんさんは思考回路がまともに戻ったのか普通の質問をする。     
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