第六話 響 十十

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夜永「ちょうど良い、太陽。うちの会社で作った爆竹浣腸の試作品を持っておる、試してみろ」 太陽「ちょ、爆発して直に効くですか!?それは危ないですよっ!さぁ!早く夜さん!突っ込んでください!」ぞくぞく ズボッ 太陽「ブロリーッッ!!」バチバチバチバチ! 夜永「ふむ、火薬の量が多すぎる。改良が必要だな」 雪音「出したらお腹が空いた、れいん。ケーキ」 雨「駄目だよ雪ちゃん、まずは太陽ちゃんと響君にあげるんだよ~」 雪音「こうすれば全部私の」ブリブリ 雨「あっ!ケーキにうんちが混ざっちゃった!これでチョコケーキだね!じゃあ私はレモンケーキにするよ」ちょろちょろ… 雪音「その一足が道となる」むしゃむしゃ 雨「あっ!違う液体も混ざっちゃった、これじゃあ潮の風香るシェフの一品レモンケーキだよ~」 陽花「はぁはぁ雨のレモンケーキ頂くわはぁはぁ」むしゃむしゃ 駄目だ、このままじゃ正気を保てなくなる。 人でなくなってしまう。 俺は気を落ち着かせるため外へ出た。 -------------- 「ふぅ…」 部員全員(プラス一名)が暴走モードに突入してしまったためひとまず木々を見て気を落ち着かせる。 この木々のざわめきだけが俺の癒しスポットだった。 この調子だと会が終わるまでには皆が覚醒モードに入ってしまうかもしれない。 「………」     
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