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先ほどとは違う優しくて、柔らかくて、温かな口づけに思わず彼の首筋へ腕を回すと、彼の舌がまた私の奥へと入り込んでくる。
全てを食べられてしまいそうなほどの深いキスに、小さく体が疼きだすと、私はギュッと彼へしがみついた。
「あなた……意味わかって言っているの……?」
「えっ……んん、っっ」
兄は私は優しく抱きしめると、そのまま首筋へと顔を寄せる。
彼の湿った舌が首筋へ触れると、くすぐったさに身をよじらせた。
義兄はそんな私の様子に、両腕を壁に縫い付けると舌が耳の裏をゆっくりとつたっていく。
「んんんっ……ぁっ、……とっ、としあき……君……っっ」
「……っっ、この香り……」
そう呟くと、彼の腕が服の中へと入ってきた。
彼の大きな手が素肌にふれ、徐々に上へ上へと上ってくると、下着の上から突起を軽く摘み上げる。
痺れるような感覚に、大きく体が跳ねると、彼の指先が突起をグリグリと刺激した。
「あぁん、ふぅ、あぁぁん、ひぃっ……」
咄嗟に彼へしがみつくと、始めて見せる私を求める彼の姿にドキドキが治まらない。
激しくなっていく彼の息遣いが耳にかかると、私は小さく身をよじらせた。
「そんな可愛い顔見せられちゃ……私……もう抑えられないわよ……」
彼は焦がれるような声でそっと私の首筋へ唇を寄せると、肌へ強く吸い付いていく。
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