私のお兄ちゃん

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突然のお姫様抱っこに戸惑う中、有無を言わさない彼の様子に、私はおずおずと首へ腕を回すと、そっと身をゆだねる。 そのまま大学を歩いて行く中、私は羞恥心にずっと頭を垂れていた。 お姫様抱っこのまま家路へつくと、夕日が沈み切り、辺りは真っ暗になっていた。 今日は両親二人とも仕事で遅くなるため、家には誰もいない。 義兄は私を優しくソファーの上に下ろすと、心配そうな様子を見せ、手厚い介護がなされていく。 そんな彼の様子に私は大丈夫だと笑みを浮かべると、彼を引き留めるようにギュッとしがみ付いた。 「ねぇ……どうして今まではこうしてくれなかったの?さっき言ってた……ずっと思っていたんだよね……?」 「えぇ……。それは……あなたには色々あったでしょう……。だから怖がらせたくなったの」 優しい言葉に私は義兄を引き寄せると、彼の胸に顔を埋める。 「じゃ……どうしてこうやって抱きついたりすると、すぐに引きはがそうとしていたの?」 「……っっ、こんな事されちゃ……あなたに触れたく、無茶苦茶にしたいって欲望をおさえられないからよ」 義兄はそっと私の額へキスを落とすと、意地悪そうな笑みを浮かべた。 ふと下半身に異物を感じると、私はそっと手を伸ばしてみる。 するとそこにはまた硬く聳え立った竿が触れた。 「えっ、あれ!?」     
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