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でも、ここが当たり前の、慣れた場所に、俺たちの場所に変わっていくんだ。
「あっ、ああっ、孝明さん、孝明さんっ! 好き、・・・好き」
「っ、ああ、俺もだ。俺も、渚が好きだ」
優しい手。大好きな手。
触れてくれるだけで幸せで。そこからじわじわと幸せが広がっていくみたいに俺を愛してくれる。
与えられる刺激は全部幸せで。
「ベッドに、行こう」
「ん、」
キスをくれ、背中と膝下に手を差し入れられ抱き上げられる。
落ちないように孝明さんの首に手を巻き付け、ぎゅっとしがみついた。
運ばれる途中にもチュッと口づけをくれた孝明さんに、嬉しくて顔がにやける。
ベッドで再開された愛撫に、トロトロにとろかされもう何度イかされたかわからない。後ろをほぐされいいところを繰り返し刺激され。
自分から吐き出された白濁が自分の腹や孝明さんの手を濡らすのが官能的でゾクゾクとした。
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