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出版業界としての売り上げは毎年6%ほど減少していると記憶しています。マンガ雑誌の廃刊は相次ぎ、小説もなかなか売れません。電車に乗ると本を読んでいる人がすくなくなったように感じますが、きっと気のせいではないでしょう。
ほかにはテレビ業界。
かつてのような共通項になり得るコンテンツが減少し、視聴率を稼ぐのは難しくなっていると聞きます。『テレビ離れ』という言葉が騒がれて久しくなりますが、筆者自身、あまりテレビを見なくなりました。みなさんはどうでしょうか。
代わりに勢力を拡大しているのは、やはりスマートフォンでしょう。
電子書籍や動画配信サービスの売上は好調と聞きます。スマホゲームも好調で、調べてみると、大手ゲーム会社の重要なシェアを占めつつあります。
スマホと相性が良い分野は伸び、そうでない分野は苦戦を強いられる。
おそらくこの方程式は継時的に加速していくことでしょう。わたし自身も紙媒体の方が断然好きなのですが、なるほど、考えてみると電子書籍もなかなか悪くない。重い本を旅先まで持ち歩かなくて良く、気兼ねなくどこでも開ける。これからも小説の紙ベースの売り上げは落ちていってしまうのではと危惧しています。
スマートフォンによる変化はそのほかにも、映画や音楽などのあり方にも影響を及ぼしていそうです。詳しくはまた別の機会に。
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