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「……は?こっちだろ」
「いや、実は近道あるんだって」
最初に言っていた方とは違う道を通り、そこは割と進みやすい広い道でしかもさっきよりも早く着いた。
「割と近くの人がお供えしにくるっぽいよ?」
何も不思議に思うことなく奴は隠し扉の先の階段を上り、食パンを袋ごと供えた。
一応呼びかけながら物陰を探してみるも、アイツの姿は無い。仕方がなくコテージに戻る。
屋内にはカレーのにおいが充満している。けれどアイツがおびき出されては来なかった。
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