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褒められたかった
笑い合いたかった
誰でもいいから、愛して欲しかった
ただ、"愛"を求めていた
窓から眺める虹も
澄み渡る空も
周りからきこえてくる賑やかな声も
自分自身さえも
悲しく、醜く思えるのは、周囲のバカみたいな奴らからの愛がないからだと、自分を正当化する。そう思っていなきゃ、壊れて行く気がしたから。何もかも。
私は周りから嫌われている。見放されている。
生きてる価値がない。誰も私を愛してくれない。
みんな私に興味がない。避けられてる。
何をやっても、何を言っても変われない。
みんなが私を愛してくれないから。
こうして今日も束の間の愛を求めて夜の街を歩く。
傷だらけの体だけど、こんな私だけど、求めてくれる人がいるから。夜の街には。
これが、私。
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